高い寿司を頼んだのは誰だ?思い込みと反省とリカバーな時間

がんばりすぎた日々の話 (過去の体験 ・親・家族・夫婦 ・子育ての中の自分)
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「ちょっと寿司食べに行こうぜ!」

数年前まではサクッと寿司屋に行くことが多かった。

寿司屋といっても回転寿司のほうだよ。しかも、高くない方の回転寿司。

 

そう、昔は、回転寿司と言えば、ほとんどの皿が100円だった。

だから、子連れでも気兼ねなく、値段の事もそこまで気にせず楽しむ事が出来たのだ。

しかし。

いつの間にか、そんな100円寿司はなくなってしまった。(うう、悲しい)

 

食べ盛りの男子二人を、軽い気持ちで連れていこうものなら、外食2回分の費用が掛かってしまう。
小学生男子のわけのわからない皿の枚数対決が始まって、あれよあれよと皿が積みあがっていく。

「どんだけ食うんだよ…」

積みあがる皿、上がっていく値段、私の心臓は穏やかではない。

 

そして、寿司屋のタブレットのメニュー表を見ながら、一番安い寿司たちの中で食べたいものを選ぶ私。

この前のラーメン事件で学んだはずなのにねw

彼らの勢いを見ていると、どうしてもねぇ…(笑)

 

まぁとりあえず、最近の我が家は、外食で寿司屋に行くことはあまりないのである。

 

そんな中、この前たまたま、両親にランチを誘われ、3人で回転寿司に行く機会があった。

滅多にそんなことないんだけどね。でも、子供がいない状況で寿司を食べるのはいつぶりだろうか。

 

「今日はゆっくり食べれるな~」なんて思いながら、メニューから寿司を選んでいた。

でも。

結局、選ぶ寿司は一番安い寿司。両親がお金に余裕がないというのは知っているので、やはり選択肢はこれのみである。

私がお会計を払おうとしたら、絶対に拒否される。絶対に。

多分、両親のプライドがあるんかなぁ。

 

だから、結局、高い寿司を頼むのもなんとなく気が引けて、一番安いメニュー欄から寿司を選ぶしかないのである。

そんなことは別にもう慣れっこなので、何とも思っていない。むしろ、寿司をゆっくり食べれることが嬉しかった。

両親よ、ありがとう。

 

こういう時、大体、父が最初に選ぶ。

そして、次に私。

そして最後に母、という感じなんだけど。

 

母は寿司屋に行くと、基本、1~2皿しか食べない。

だからこそ、本当に食べたいものを食べてほしいといつも思う。

値段を気にせず、本当に食べたいもの。

いつも、値段の事を気にして、自分のことは後回しにして、安いものや、値引きされたものばかリ選んでいることを私は知っている。

 

まぁそれを、誇らしげに?私に言ってたりはするんだけどね。

でも、それはどこか寂しそうで。いや、私がそう感じてるだけかもしれんけど。

 

だから、今回、子供たちもいないし、大人だけだし、人数も少ないから、
1皿100円ではないけど、少しは気持ち的に余裕を持って頼めるんじゃないかなと思って、

「お母さんは食べたいものをちゃんと選ばなあかんで!」

と言って、タブレットを渡した。

 

「お母さん、あんまいらんねんや」

そんなことを言いながらタブレットを見つめる母。

 

じゃあなんで寿司屋を選んだんや!と心の中で軽くツッコミを入れたが、私が寿司好きなのを知っているので寿司屋を選んだんだろうな、と思った。

 

そして、母の注文が終わったっぽかったので、後は流れてくる寿司を堪能してたわけですが。

 

母の注文した一品目の寿司が届いて、それを食べる母。

「よし、ちゃんと頼んだんやな」と安心して私も目の前にあった寿司を口に運んだ。

 

母が何皿頼んだのかは知らなかった。

ただ、しばらく経っても注文した寿司が流れてこないので、まだ一皿しか頼んでなかったのかな?と思ってタブレットの注文履歴を確認した。

 

さて、ここで事件は起きた。

と言っても、私の心の中での事件なんだけど。

 

ここで私は、後に大反省するきっかけとなる一言を言ってしまったのである。

 

タブレットの注文履歴を見て、一品だけまだ届いていないものがあった。

それは「中トロ」のお寿司だった。

値段をみると、まぁそれなりに値段はする。(一番安いものに比べたら)

 

それを見て即座に思った。

「あぁ、お父さんが頼んだやつか…、もう、ほんまお母さんの気も知らんで自分ばっかり値段も気にしんと食べたいもん食べて!」

 

今までの父を見てきて、いつものパターンは大体分かっているので、中トロを頼んだのは父だと思って疑わなかった。母が頼んだという考えは一切なかった。

そして、そのタイミングで、これもまた、なぜこのタイミングやねんと今は思うけど、
頼んでもいないマグロが流れてきたのだ。

 

私は履歴を見て頼んでいないことはわかっていたので思わず言ってしまった。

 

「お父さんが頼んだ中トロ、厨房の人が間違えてマグロを流さはったんちゃう?中トロ頼んだんお父さんやんな?」

 

すると、父は「えぇと、、、頼んだかな?頼んだかもしれん…」と、何とも歯切れの悪い反応が返ってきて、その瞬間、私は若干の違和感を感じた。

そして、すぐに思った。

「あ、しまった!」と。

あぁ、やってしまった。やってもーた!

この中トロ、お母さんが頼んだんや。

 

ここまでの出来事はほんの数分で起こったことだ。

 

そして、母が少し遠慮気味に小さな声で言った。

「それ、お母さん頼んだやつやわ」

 

私は慌ててフォローに回る。

「あぁ!お母さんのやったんか!ごめんごめん!まだこーへんなぁ、このマグロの事もあるしお店の人呼ぼか!」

 

心の中では大量の冷や汗をかいていた。

 

あ~

ほんまに。

なんで気がつかへんかったんや。

お母さん、「いつもの選択」を抜け出して、たぶん、思い切って食べたいやつを頼んだんだろうに。
お父さんが頼んだって最初から決めつけて。
お母さんにもっと自由に、遠慮なく生きてほしい!と思って今まで言ってきたのに、私がお母さんのこと決めつけてどないするねん。

 

頭の中では後悔の思いが駆け巡っていた。

 

すると、遅れて、中トロが流れてきた。

 

お皿をとって、母に渡す。

「お母さん、食べてや~」

 

すると母は、
「お母さん一貫でいいわ、あんたもう一個食べて」

 

あぁ!やっぱり!

私が要らんこと言ったから、めっちゃ気を遣わせてる!ほんまごめん、お母さん(泣)

 

一皿しかまだ食べてなくて、お腹いっぱいのわけがない。

寿司三個て。食べた気もしーひんやんか。

 

「いや、私は食べたいの頼んで食べてるから、それはお母さんが食べてや~!」

 

精一杯の笑顔で母にそういった。

 

それでも母は「あんた、もう一個食べて」と言ってくる。

「いや、私は食べたいものを注文してるから!」と、押し問答が数回続いた。

 

なぞの時間である。

 

いや、ってか、私があかんかったな。

要らぬ一言を言ったせいで、、、

あぁ、本当にごめんなさい。

 

そして、父に対してもごめんなさいだ。

 

まぁ、もともと自由な父なので、そう思われてもしょうがない部分はあるが、今回に関しては私の思い込みで一瞬、微妙な空気にしてしまった。

お母さん、ちゃんと中トロの味したんかな…

 

この微妙な気持ち、伝わりますかね?(笑)

ほんまに反省でした。

 

やっとの思いで、変わろうと思って行動を変えてみた人に「あなたはいつもはこうじゃない」って元の位置に引っ張る行為をした気分。

せっかく上に上がろうとしたのに、引っ張って邪魔をして、
あぁ、やっぱり元の位置でいいや、って思わせてしまったかもしれないという罪悪感。

 

そして、ただただ、疑われた父(笑)

 

その後はひたすら、母が食べやすいように話題を変えて、母が楽しめそうな話をふったりしていた。

 

いや、マジで、なにをそんなに気を遣ってるんやと言われそうだけど、
母の注文は今までの母を見てきた私にとってはすごい変化だったのだ。

 

だからこそね、やっぱり、反省だ。

 

相手を「こういう人だ」と決めつけないようにしているのに、瞬間的に私はそう思って言葉が出てしまったんだから、
気をつけていても、まだちゃんとできていないという事だ。

うん。

自己嫌悪するのは違うけど、正しく反省しますよ。

次からは気をつけようっと。

 

 

今回は本当に学びになった。

 

という事で、

今日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
この後も素敵な時間をお過ごしください。では、また~!

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