『走り続ける』なかで『立ち止まってみる』と見えてきたもの

心豊かに生きる
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皆さんは今現在、『人生』という道を全力疾走している最中ですか?

それとも、少し立ち止まって『休憩』をしていますか?

人生を生きていく中で、全力で走り続ける人もいれば、少し走るペースを落としたり、もしくはたち止まりたくなる時だってありますよね。

『立ち止まる』となると前に進むか進まないかで考えると、進んでいない気がしてちょっと良くないイメージだったりしますが、「長い人生の中、立ち止まることって実は必要だよね」と思ったことについて実体験をもとに考えを掘り下げてみようと思います。

ゆるい気持ちで考えを巡らせお供していただけると幸いです😊

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産休を取ってわかった事

前の記事でも書いていますが、私は美容師という仕事をしておりますのでとにかく子供が産まれて産休をとるまでの間は全力疾走と言っても過言ではないくらい走り続けていました。

その当時の私は『立ち止まる』と言う考えなんて1ミリもなかったと思います。

と言いますか、昔は「働き方改革」や「ブラック企業」などそんな言葉もない中、がむしゃらに働くというのが当たり前で、お店の環境自体が「立ち止まる」ことを考えることなんて許されていない状況でした(笑)

そして他にも、仕事を離れて少しでもブランクができてしまうという事実は恐怖を感じることでもありました。

なので「妊娠」ということをきっかけに、ある意味休まざるを得ないという状況になったからこそ、産休という名の「人生の一休み」期間が設けれたんだと思います😅

もちろん子供が生まれてからは、「一休み」なんて悠長な事を言ってられなかったということは想像がつくと思います😂

けれど、一旦美容師の仕事を離れるということは、長い人生で考えた時に、結果的に私にとってはすごく価値のある時間となりました😊

そして、一旦離れることで、美容師の世界での当たり前が、世の中の当たり前とはずれがあったんだなぁと気づきにもつながりました。

別にそれでどうこう変わるわけではないのですが、そのズレを再認識して頭の片隅に置いておくというのは、客観的な目を持つという意味でも良かったと思います

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自分の「好き」を再確認できる

びっくりした事は『立ち止まり期間』ができたことにより、子育てをしつつも、自分と向き合う時間ができ、今までにはなかった感情や興味がでてきたんです。

今までは仕事詰めで考える余裕もなかったというのもありますが、改めて時間ができた時に、フッと「これがやりたい!」「これについてもっと深くしりたい!」など、今まで隠れて?奥にしまいこんで?いた自分の『興味•欲求•好き』が湧き出てきました!

これは本当に働いてる真っ最中の時にはなかった気持ちで、そこまでの余裕もなく、頭の中にそんなことを考える隙間なんてなかったからだなぁとつくづく感じます。

改めて立ち止まることで、自分の「実は好きだった」と発見することや「やっぱりこれは好きだったんだな」と再確認することはとてもとても意味のあることでした

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美容室に定期的に行く事のハードル

これは本当に痛感したことひとつです!

美容師なので、自分である程度メンテナンスできたり、夫も美容師なので他の方よりも髪のメンテナンスをすることはまだできた方かもしれません。

しかし、子供ができたことでこんなにも一回の『美容室へ行く』事へのハードルが高いものなんだということを気付かされました。

時間ができても、慣れない子育てが大変すぎて心の余裕がなくいけなかったりすることもあったり、実際自分のことは後回しになってしまうこともよくありました💦

世の中のお母さんたちはみんな本当にこんなにも大変な思いで、自分の髪の毛にかける時間を作ることが難しかったんだなぁと痛感しました😭

そして、『美容室へ行くこと』がどれほど楽しみかという事を痛感しました💦

その立場になって改めて気づく

子供ができるまでの美容師人生でも、そういうお客様のことを理解しているつもりでいましたが、実際に自分がその立場になって改めてその『思いの重み』に気づくことができました。

私自身、子育てに追われながら、日々時間がない中で、やっとの思いで自分の髪の毛をメンテナンスし、自分が少しでも綺麗になれたということは日々の希望であり活力になるんだなと、美容師ながら、改めてお客様の気持ちを痛感しました。

お客様に一生懸命技術・接客をさせていただいていたつもりでしたが、この経験をもっと早くにしていたら、「もっと何か気遣いのお声かけをできたんじゃないか?」「もっとできることはあったんじゃないか?」と思います💦

女性にとって美容室へ行き綺麗になるというのはやっぱり身も心も嬉しいんものです。

『美容師として、一人一人のお客様に全力でさせていただく』

というのをモットーに頑張ってきていましたが、この自分の経験は、これからの美容師人生でとても価値ある経験になりました。

今まで以上に、身の引き締まる思いでお客様の大切な美容時間をお預かりし、全身全霊で自分のできることをさせていただこうと思います!

離れてみて改めて楽しさを再確認

だからこそ、改めて『美容師』という仕事のやりがいと楽しさを再確認できました。

離れてみて再確認したり、見つめ直すことで更に良さを実感したりってやっぱりありますね😊

美容師という仕事があまりにも当たり前すぎて、忘れてしまいがちですが、お客様の気持ちも体験して、やはり「人を綺麗にするお手伝いをさせていただくというのはものすごくやりがいのある仕事」だと思いました。

もっともっと頑張っていこうと思いました!•̀.̫•́✧

「母として」の目線、会話の引き出し

そして、産休をとったことで、その期間の間、子育てを経験し、また自分の「好き」や「興味」を改めて実感したことで、自分の会話の引き出しが増えていることに気付きました。

実体験をもとにお客様とお話をするということは、想像で話すよりも説得力があります。

そして会話に深みがでてきます。

さらに同じ経験をしている方により一層共感ができます。

立ち止まるということは、美容師としてのブランクという意味では恐怖をかんじていましたが、ブランク以上に得るものがありました😊

そして、ブランクとはいえど、11年間培ってきた技術はちょっとやそこら休憩したところで消えるものでもなく、しっかりと体に染み付いているんだなと復帰したときに感じました。

シャンプーでいうと、目を瞑っていてもできるくらい体が覚えています😂

体に染み付いた技術は消えないんだなぁと実感した時、すごく嬉しかったことを覚えています(笑)

「立ち止まる」ことは長い人生の中で時には必要

長い人生、そう、今は「人生100年時代」と言われています。

全力で走ることも大切ですが、走るペースを落としてみたり、ふと立ち止まり自分の『好き』を再確認したり、今一度自分の興味•欲求に耳を傾けてみたり、今までの自分がやってきたことを見つめ直し自分を褒めてみたり…(笑)、立ち止まることって悪いことばかりじゃないな!と改めて思いました。

その期間に得た自分理解が、その後の人生で大きな意味をもつからです!

自分の心の中にしっかりとしたブレない木の根をはり、そこを育てることで幹が太くなりいろんな方向へ枝を伸ばしていけるよう、栄養を与える意味でも「立ち止まり、休憩する」ということは大切だなと思いました!

まだまだ私も心の幹を太くどっしり育てていかないといけないなと思いました(^^)

この考え・気づきが少しでも誰かのお役に立てたのなら幸いです。

✳︎今日の小話✳︎

明日から長男は次男より一足先に夏休みに入ります。

今日くらいはすんなり朝の支度をして行ってくれるかな?と思いきや、次男と遊びモード全開で間に合うか間に合わないかヒヤヒヤしていた私(笑)は、こっそりと携帯の音楽で運動会のテーマ曲を流してみました。

すると、長男が「運動会や!いそがな!」といってそこからダッシュで用意し始めました😂

これ使えるかも😂とおもった今日の朝の出来事でした(笑)

今日もありがとうございました✳︎

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