今日は「親切心」についてのお話と「妄想話」の二点セット。
良かったらお付き合い下さい。(よろしくお願いします)
自分の親切心が相手にとっての迷惑とは
先日、友達と話をしていて「なるほど、自分も気をつけよう」と思う事があった。
この友達は「都市伝説とか陰謀論」が苦手なタイプ。
私はその逆。面白いなと思うし、情報に触れながら楽しんでる。
友達がそういうのが苦手なのは知っているので、私はこの友達と話す時は基本的にそういった話はしないようにしている。
もしくは、そういった話をどうしてもしたいときは、めちゃくちゃシンプルに伝えるようにしている。(難しく言うとわからないし、おもしろくないし、相手のなかにある基本的な価値観に沿うような言葉を選んで話すようにしている)
そんな友達が今、とある勉強会に参加して学びを得ているんだけど。。。
そこのメンバー五人はめちゃクチャ陰謀論・都市伝説好き。(スピリチュアルも)
だから、勉強会の後はその話ですごく盛り上がるらしい。でも、私の友達はそういった話が苦手。だから、そのメンバーにも「ちょっと苦手なんだよね~」とやんわり伝えつつ聞き手に回っていたらしい。
でも、その「苦手」がうまく伝わらず?なのか、そのメンバーからの「陰謀論プッシュ」がすごいみたいで。
その仲間の人にも「大丈夫!あなたを置いてきぼりにはしないから!」みたいな感じでぐいぐいそっちの世界へ連れていこうとするらしい。
友達はとっても困っていた。
この話を聞きながら「これは別のシチュエーションでもよくあることやな。気をつけよう」と思った。
なんでも、人は自分が好きなものに対して、好きすぎると若干、盲目になってしまう。

「これが全て!これが真実!これが絶対!」みたいになってしまう。自分がそれで幸せになれたり、ワクワクしたり、とにかく良くなったもんだから、自分の友達とか大切な人にも共有したくなる。
相手にも幸せになってほしい!っていう純粋な気持ちで。
そう、本人にとっては純粋に相手の事を思っている。これが厄介なのである。本人は親切心でいっぱいだ。
こういう盲目な状態の時って、相手の気持ちを考えてるようで、自分の気持ちが勝っちゃってるから相手の事を考えきれてないことがある。
だから、相手が「もしかしたらこれは好きじゃないかも」みたいな予測がうすれる。
そして、今回のような友達の状態になったりするのだ。
友達は「このままフェードアウトしようかな」と言っていた。結局、フェードアウトはせず、なんかうまいことかわせるようになったから、勉強会は続けてるみたいだけど、フェードアウトしてしまってたら関係は崩れてた。
ほんま私も気をつけようと思った。(明日は我が身だ)
こういうのって、ほかでもあるよなと思う。
私は昔、違う友達に「この化粧品がいいから使ってみて!入会したらもっとお得だよ!」と勧められてすごく困ったことがある。
でも、この友達は本当にその商品を心から信頼していた。そう、盲信に近かった。
だから、すごくしつこかったし、私が何を言っても聞かなかった。
そしてその友達とは疎遠になっていった。
私の母も昔、宗教を勧められて、その方と疎遠になった経験がある。
こういうのって、良くある話だ。
形あるもの、ないもの。化粧品や宗教、陰謀論に思想。いろんなものがある。

自分の中で何を信じるのも盲信するのも自由なんだけど、自分以外の人が関係するようになったら気をつけないといけない。
気をつけるといっても、本人は本当に信じているのだからそこが難しい。客観的な視点が抜けているから。
「良い」か「悪い」かの二極で考えると、「良い」に全振りしてしまっている。つまり、その時点で思考が完全に偏っている。
もしかしたら「悪い」ことだってあるかもしれないのに。でもその考えは見えない。聞こえてこない。無意識に自分にとっての悪い情報はシャットダウンしていることだってある。
だから、自分が何かに夢中な時。
「良いこと」は多分めちゃクチャわかっているとおもから、あえて「悪いこと(デメリット)」を考えたり、反対意見を言っている人に対して聞く耳を持つことも必要なんだろうな~と思う。
今回の友達の事って、本当に、もっともっと抽象度を上げていくと、最終的に戦争とかにつながるよな~と思う。(ちょっと話が飛躍しすぎてるかもやけど)
前にも「正義の反対はもう一つの正義」ってブログで書いてたけど、これですよ。
好きなもの、それはその人にとっての(とっても大切な)正義だったりする。
だから、それを否定してしまうと、その人は「自分を否定された!」と思ってしまう事もある。
自分を否定されたら誰だって悲しい。それが、自分にとって誰にも譲れないものだったらなおさら。どんなに好きな人でも、というか好きな人、大切な人だったら自分の思い入れが強い分、反動で愛から憎しみに変わることもある。(怖いけど)
「こんなに真剣に言っているのになんでわかってくれないの?!」ってなる可能性もゼロではない。
極端すぎるかもしれんけど、可能性はある。
友達の事で考えると、友達はそれが苦手で、相手はそれが大好き。
友達が無理に相手に合わせるとしんどい。
相手に断ると、相手も不快になるかもしれない。
こういう時、できることは「相手の事を考えて言葉をしっかり選びながら、自分の気持ちを伝える事」だ。
心理学とかコミュニケーション系の本とかで学ぶと、言葉のバリエーションが増える。相手に対して摩擦を最小限にして言いたいことを伝えることができる。
相手のために、そして、自分のために学ぶことは大切ですね。(私も学びます)
伝え方って本当に大切だ。
自分の最善を尽くして、それでも伝わらなかったら、物理的に距離を置くというのも必要。
時が経てば、また、関係が戻るかもしれないし、まぁ戻らないかもしれないけど、その時にまた考えればいい。(別れも良い別れだったと思えばそれでいい場合もある)
相手にとって大切なもの。それを理解して、同時に自分の大切なものも伝える。お互いが大切なものを理解しあって、重ならない部分は一旦わきに置いておく。
そして、重なる部分を探して見つけたら、そこを一緒に楽しんでいく。そこで楽しめばいい。
白か黒かじゃなくて、グレー。
この場合はこうだけど、こっちの場合はこうなるよね、といい塩梅でいることが大事だ。
極端な考え方は自分も相手も苦しめる。
どっちも知ったうえで「真ん中」にいること。そういう自分で在りたい。
私もついつい、思いこんだら「こうだー!」ってテンションがあがってしまうから気をつけないと。(ほんま気をつけます)
妄想話、しようと思ったけど長くなってしまった(汗)
大切なあなたの時間をこれ以上奪うのは申し訳ないのでここでやめておきます(いつもすいません)
「いい塩梅」って難しいけど、でも、大事なポイントですね。
状況に合わせて、その時の答えは常に変化するから。
相手も自分も幸せになれるポイントを見つけられるように、私も気をつけます~
という事で今日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました!この後も素敵な時間をお過ごしください。(くれぐれも熱中症には気をつけてください)
ではまた~



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