「嫌われる勇気」と「反発心」と「成長?」な再読からの気づき!

アドラー心理学
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つい先日、4年ぶりに「嫌われる勇気」を読んだ。

アドラー心理学に出会って、そこから自分なりにいろんなアドラー心理学の本を読み、わかったつもりでいたけど、やっぱり、アドラー心理学ってすごいなって改めて感動した。

「嫌われる勇気」ってめちゃくちゃ素晴らしい本だ。

 

一回目に読んだときは頭では理解したつもりだったけど、まだ腑に落ちていないところもあった。

言ってることは素晴らしいんだけど「とはいえど、現実はね…」って思う自分がいたのは確かだ。

 

本のなかに出てくる「青年」のように「反発心」がすごくあった部分もある。 

 

でも、そこから四年間、自分なりにまた向き合って学んできた。

徐々に理解が深まり、それを実践できるときも増えてきた。

 

そして、今回、読んでみて「反発心」が一切ない自分に驚いた。

 

どこをみても、

「ほんまやな」

と深く納得することばかりだった。

 

 

以前の私は「理解が浅かった」と思う。

言葉の表面だけをみて「本質」だと思っていた。

 

でも、違ったよ~

本当に。

 

その時はわからなかったけど。今ははっきりとわかる。

 

以前は本に書いてあることすべてを受け取る器が私にはなかった。

 

再読してみて本当に良かった。

そんな自分の変化に気づけた。

 

 

もちろん、今も完璧に理解しきっているわけではないのはわかっている。

 

でも、以前よりは前に進んでいる(とおもう)

 

何が一番変わったのかな~と考えた。

たぶん、それは、この前のブログでも書いた気がするけど、「私が自分のあかん部分も含めて自己受容できるようになったこと」が一番大きい気がする。

 

以前は、小さな自分のプライドを守るために、自分の非を素直に認めることができなかった。

ただでさえ自己評価が低いうえに、追い打ちをかけて自分のあかん所を認めるとなると今度はもう立ち直れない。だから、人のせいにしたり、過去の出来事のせいにしていた。

 

「立ち直れない」というのは、自分が勝手に思い込んでいただけなんだけども。

自分のあかんとこを認めた所で死ぬわけではないし、人生が終わるわけでもない。

でも、勝手に自分で恐怖を作っていたんだろうな。そんな自分になってしまったら生きる価値がないってくらいに思ってたのかも。

 

でも。

できない自分でもいいんだ。

このままでいいんだ。

そう自己受容できるようになると、なんというか、必要以上に自分を責めなくもなった。

今思うと、

なにかミスをして、自分で「自分はあかんやつだ!!!」って自己否定してたのも、一種の「守り」だったんだなと思う。「自分はあかんやつだ!」って自分を責めている間は、何もかえなくていいんだから。

自分を責めてたって現状は何も変わらない。

でも、自分を変えようと思ったら、今までの自分を変えないといけない。「今までの自分」を捨てるのは勇気がいることだ。

 

 

「変える」という事はエネルギーがいる。そして、変わったところでまたショックなことがあったり、いろんな事が起きる。それを受け止めなければならない。

でも、自分責めをしている間は、何もかえなくていいんだからそうしたくなるんだよなー。そうしてる間に時間が過ぎていって、次第に忘れて、忘れたころにまた同じような事が起きる。みたいな。

 

 

現状を変えたければ、自分が変わるしかない。

相手が、環境が、変わるのをまって、運よく何かが変わったとしても、本質的には解決していないから、必ず同じところでつまづく。それはイヤだ。

 

 

自分が変わろうと思うとやはりエネルギーがいる。「勇気」がいる。 

 

その「勇気」を持とうと思ったら、やっぱり、「自己受容」することがめちゃクチャ大事なんだ。

 

完璧じゃなくていい。失敗してもいい。そんな自分も全部〇!と思えて、やっと前を向ける。勇気が湧いてくる。行動を起こすエネルギーが湧いてくる。

 

そして、自己受容できると、結果的に、他人のことも「そのまま」を受容できるようになる。

 

私たちはいつから「条件つき」で自分を評価するようになったんだろうなぁ。

本当は「条件」なんていらないのに。

ただ「存在していること」が素晴らしいのに。

 

 

自己受容ができると、できない自分、失敗する自分もハナマルなわけだから、極端にいうと、落ち込まなくなる。

「あ、失敗したか。ほんじゃあ次はどうするかな?」って淡々と考えて行動すればいいだけなんだ。

 

もちろん、実際には、失敗すると落ち込むよ(笑)

でも、長引かないっていうか、一瞬落ち込むけど、すぐに前を向いていける感じというか。そんなふうに変化していく。

 

それってすごいことだ。

日々の出来事の受け止めかたがかわるんだから、人生が変わるのと一緒だ。

 

  

そう、何を隠そう(別に隠してないw)、

私は先週ミスをした。

以前の私だったら「自分責め」が止まらないし、すごく落ち込むし、なんかめっちゃ苦しかった。

でも、今回は「自分がミスをしたのは、自分の努力不足やったな。何が足りてない?じゃあどうしていこう」とすんなり気持ちの切り替えができたのだ。

 

変に開き直っているわけではなく。

できなかった自分をしっかりと認めて、受け入れた。これが今の自分だなって。

よしよし。OKって。

 

認め切っても何も起こらなかった。本当に(笑)

人生が終わったわけでもないしね(笑)

でも、とても清々しい気持ちだった。「そうかー!」って。

 

いやー、本当に。

まだまだなのはわかってますが、少しは成長していると思っておこうかな(笑)

 

 

アドラー心理学。

本当に、自己評価が低かったり、自己効力感が低いと、かなり「ガツーーーン!」ってくる。

心をえぐられるような、そんなこともある。大袈裟ではなく(笑)

 

誰かの、何かのせいにしてた人が、「行動も思考も全部自分が選んでるんですよ」って言われたら、そりゃ恥ずかしいし惨めだし、いたたまれない気持ちになる。

「言い訳」も通用しない。ぜんぶ自分のせいだ。

 

でも、これは、冷たくともなんともない。本当に。

深く理解すると、奥には「愛」があることに気づける。

 

 

心底、人間の可能性を信じているからこその思想なのだ。

「そんな素晴らしい力がある」とおもっているからこそなんだよ~。

 

でも、本当に、この思想をもとに実践しようと思ったら、自分が本当に理解していないと相手には伝わりにくい。

「そんなこというなんてひどい!」「わかってくれない!」ってなってしまうかもしれない。

 

それでも、とにかく自分から、できる事を実行していく。とにかく自分から。

自分への執着を捨て、相手に関心を向ける。

 

「自己受容、他者信頼、他者貢献」

 

口で言うのは簡単だもんね。はい。

とにかく、それらを意識して、自分が行動するしかない。

もしそれがすんなりできなかったり、なにか引っ掛かることがあったなら、何に自分は執着しているのか、そういったことにとことん向き合っていく。

そしてまた、淡々と生きる。 

 

それの繰り返しだなー。

 

でも、本当に、自分も相手もハッピーになれる。そういう人生を選びたい。

 

 

という事で、久しぶりに「嫌われる勇気」を読んで得た気づきでした~。

再読っていいですね。

自分の変化に気づけるし、その時に必要な「考え方」に気づける。

本当に面白いデス。

 

 

本に感謝~

 

今日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました!この後も素敵な時間をお過ごしください。ではまた~

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