思い込み。
自己暗示。
自己催眠。
世の中には不思議な?怪しい?いろんな手法があるけど、これって、思い込みの力がものすごく関係している。
そう、思い込みって実はすごい力があるみたいだ。 (今日は思い込みのお話!)
知れば知るほど、「思い込む」ことで発揮される人間の可能性、パワーに感動するし、ワクワクしてきちゃう。(一緒にワクワクしましょう!)
「思い込み」に対する、マイナスなイメージは一旦わきに置いといて。
ただただ、どんな力があるのかを見ていくよ。
私たちの身近なところでも思い込みってあったりする。
それは、「プラシーボ効果」だ。
風邪をひいている人が、お医者さんから「これは良く効く風邪薬ですよ」と言われて、実は中身は小麦粉なんだけど、そのお薬を飲むと、あっという間に風邪が治ったりする。
他にも、車酔いの子供に「これを舐めると気持ち悪さがマシになるよ!」といって普通の飴を舐めさせると症状がマシになったりする。(みんなそうだとは限らないけど)
これ、めっちゃ思い込み。
ザ・思い込み。
思い込みを侮るなかれだ。
似たような事で、自己暗示もあるけど、自己暗示っていわゆるアファメーションの事。
これも、思い込みだ。
完全に思い込む。もはや顕在意識(意識)とちがう所、潜在意識に働きかけて、思い込む。刷り込み。
潜在意識というのは無意識のこと。
例えば、歯磨きとか自転車の運転とかって無意識でできちゃう。自転車を乗る時に「ハンドルを両手で持って、足はペダルにおいて、それから…」という風に考えなくてもみんな普通にのっていると思う。
こんな感じで、私たちの潜在意識にしっかりと刷り込まれてる。だから、自分にとっては考えなくてもできちゃう当たり前の行動になってる。
実は私たちの日常は、潜在意識の行動(無意識)だらけなのだ。
意識しなくてもみんなお箸を使ってご飯を食べる事ができるし、お風呂で体を洗う事もできる。一度覚えちゃったら逆に忘れられないって感じ。
体温調節だって、心臓を動かすのだって潜在意識さんがやってくれる。
「暑いぞ!毛穴を開いて汗をかけー!」とか「寒いぞ!身震いさせて体温をあげるぞー!」とか。
心臓にいたっては私たちの意識(顕在意識)で止めることはできない。
潜在意識ってすごい。
私たちが意識の中で「自分でやっている!」って思ってるこの「意識」(顕在意識)。
な、な、なんと、「意識」の中で顕在意識はたったの5%しか使われていない。あとの95%は潜在意識が使われているということ。
「私、自分で生きてる!自分の力でね!」って思ってるけど、実はその生きてる行動のうち、意識できてるのはたったの5パー。
すごいね、人間。ある意味、これも思い込みや。
思い込みというか、勘違いというか。でもそれもなんか愛おしい。思い込みって愛すべき「技」だ。
そうなってくると「潜在意識って結構すごいやつじゃん」って気づく。
潜在意識に刷り込まれていると…、つまり、言い換えると、潜在意識がどんな設定になっているかで、無意識の行動が変わってくるという事だ。(だって日々の行動の95%が無意識の行動や無意識の思考パターンという事になるから)
とにかく。潜在意識の中の設定が変わると、今度はそれが当たり前になる。
人生をゲームで例えると、この世界をイージーモードでプレイしていると思うのか、ハードモードでプレイしていると思うのかの違い。
イージーモードだと思い込んでいたら(潜在意識で設定できていたら)、起こる出来事に対して、楽観的にとらえる事ができる。(というか、それさえも意識にはあがってこず当たり前の感覚としてるかんじ)
思考パターンも無意識に行われているから、全部行動に影響する。
大事なのは、顕在意識で「そう思おうとしている」のではなく、潜在意識で完全に「そう思っている」という事。自分の中で、初期設定が「そうなっている」という事だ。そこには「疑い」はない。
そう設定ができたのたなら、ある意味、人生攻略は簡単なんだとおもう。
(まぁでも、それが難しいんだけど。。。)
「こうすればいい!」という方法はわかっていても、…そう、頭ではわかっていても、
潜在意識で「否定」しているとチグハグなことが起こる。
これも、身近な例えでいうと、「ダイエットしなきゃ」って意識では思っていても、潜在意識で「私このままでもいいじゃん」って思ってたら、絶対にダイエットは成功できない。とにかく「初期設定」で「スリムな自分であること」ってなってないとダメなのだ。
他にも、体育の授業でなにか恥ずかしい経験をしてしまった子供が、体育の授業がある朝学校へ行く時間になるとお腹が痛くなるとき。
これも意識では、本人はいこうと思っているのに、それが潜在意識に「学校へ行くと恥ずかしい気持ちになる」が設定されてしまったので(強烈な感情と体験がセットになるとしっかりと刷り込まれる)、もちろん、体は拒否反応というか、防御本能として、「お腹が痛くなる」ことで、学校へ行かなくて済む。(=恥ずかしい思いをしなくて済む)
この場合も潜在意識(無意識)の設定(=学校に行くと恥ずかしい思いをする)に気づくことで「お腹痛」をなくすことができたりする。(方法は認知行動療法とか、イメージ療法とか、いろいろあるよ)
自分では意識できていないところの無意識の設定、思い込みに気が付くということろがすごく大事なんだ。
「思い込みが色々大事なのはわかった。じゃあ、どうすればいいんじゃい」って話になる。
そうそう。そこが知りたい。
そこで、今日の「こんなんどうですか?」のご提案。
「思い込み」をうまく使いこなせば人生ってイージーモード?
思い込みをうまく活用しない手はない。
うまくいけば、病気が良い方向に進んだり、体のパフォーマンスがあがったり、積極的に行動できたりする。(もっと言えば、いいことを引き寄せたりする)
どうすれば、思い込めるのか?
私が思うに、完璧に思い込むことさえできれば、方法はなんでもいい気がする。
そう。信じれる根拠というか、いや、根拠なんてなくとも、信じれるのであれば何でもいい。めっちゃ単純なのだ。
つまり、根拠が必要な人はそういったデータとかを集めて、自分が「やっぱりそうだよね!」と納得できたらそれでいいと思う。
他には、自分の事を信じたい時に、例えば、経験が自信につながるなら、どんどん回数を重ねて自分が「ここまでやったんだからもう絶対そうなるよ!」と思えるくらい経験を重ねていくことも一つ。
あと、誰がいうのか、誰かから聞くのか、が重要な場合もある。すごく信頼している人とか、尊敬している人から言われたら、疑う余地なしに信じれたりする人もいる。
子供への声掛けもそう。
よっぽど、親子関係で色々とない限り、子供にとって親の言う事は基本すべてが真実と思ってくれるというか、素直に信じてくれているから、こっちがそのつもりはなくても、子供たちの潜在意識には日々いろんな刷り込みがおこなわれている。めっちゃ気をつけないといけない。
本当に洗脳みたいなものだから。
「あなたは絶対に大丈夫!」と、プラスになるような洗脳はいいかもしれないけど、逆だったら、どうなるのか。子供にとってのトラウマを作りかねない。本当に気をつけようと思ったりする。(いいところで失敗したり、肝心な時に失敗してしまうような人は、もしかしたら潜在意識で「ダメな自分」が設定されていて、無意識のうちにその設定どおりになるような行動をしてしまっている事もある)
こういったことについて話を広げると、長くなっちゃうけど、ついでに1つ話すと、お金に対するイメージとか、そういったものに対する刷り込みも気をつけないといけない。
子供に、お金は怖いものだよ、お金の話をしちゃいけないんだよ、みたいな、マイナスのお金のイメージを伝え続けると、彼らの中ではそういったフィルターがかかってしまう。無意識のうちにお金に対するブロックみたいなものができてしまうのだ。
もちろん私にもあるから、だからこそ、子供に対してそういった刷り込みをあまり作りたくないなと思う。一度できてしまったブロックは外すのが難しいから。(自分で気づけないと外せない。でも、気づけない事って結構あったりする)
さて。
あなただったら、何だったら信じられるのか?誰が言ったら信じれるのか?どういう状態になれば、根拠なしに信じれるのか。
いろんなやり方があると思う。自分が素直にそう信じこめる状態になるには、思いこめる状態になるには、どうすればいいのか。考えてみると面白い。(自分にあう方法は必ずあるから)
「自信」でいうと「根拠のない自信」とかあるけど、これってめっちゃ大事。
根拠のない自信がある人ってすごいなって思う。
よく自信満々な人がいて、誰かから「根拠もないのになんでそんな自信あるねん!」ってつっこまれたりしてるけど、これ実は本当にすごいことで、めちゃくちゃ素晴らしいことなんだ。
ここまで行けたら無敵だよなと思う。
本当にそういう人って、その人にとって良い結果を引き寄せたり、直感とか、そういう嗅覚みたいなものも鋭い。
根拠とかなくてもいい。誰が言うとかそんなんじゃなくて、とにかく「そう信じれる!」と思い込めているのだから、最強。(これは自分への信頼とか関係しているから、どうしても難しい人はまずは自分の心と向き合っていく方が先決だったりする。)
でもきっと、みんなそういった「なんとなくそう思うんだよね!」という感覚って絶対にあるはず。
全部の瞬間じゃなくても、そう思える時ってあるはずなんだ。
それを、思ったのにも関わらず、「でもなー、よく考えたらこんな気がしてくる」とか「だってこう考えたらこうだもんね」みたいに、論理的に考えようとするからせっかくの直感が陰に隠れてしまう。
本当はとっても大事なのに。
ちなみに、「論理的」は「左脳」が活発に働いてて、「直感」は「右脳」が働いている感じ。
前にもブログで書いたけど、人間が行動するときに、例えば、机の上に置いているコップの水を飲もうと思って手を伸ばした時、意識よりも先に筋肉が動いているのだ。(そういう実験結果があったらしい。興味のある人は「リベットの実験」で調べてみてください)
意識はただ「自分が手を動かしている」と勘違いしているだけ。ただの勘違いさん。
「人間に自由意志はない」という考え方もある。それを受け入れると、考えよりも体が先に動いているというか、自分は「何か」に動かされてるんだなーという不思議な気持ちになる。
何が言いたいのかというと、それくらい、瞬間的にくる感覚というのは、実は結構大事という事だ。
左脳を使えば使うほど、つまり、考えれば考えるほど、もっともらしいことを考えて、それが本当っぽい気になっているけど、理屈とか効率的とか考えずに、直感を信じることでうまくいくことは多いのではないかという仮説が私のなかにはあったりする。
頭を使って、理屈を考えた方が、最もらしいから自分では納得しているんだけど、本当はもっと、うまくいく最短ルートがあるみたいな、そんな感じ。
直感を信じて行動した先、その瞬間、その時は、「あれ?こんなはずじゃなかった!」と思うことがあるかもしれないけど、その「瞬間」は人生でいうと、「ただの点」にすぎない。その瞬間が「ゴール」ではない。必ずそのあとに「続き」があるのだ。
「自分の人生、絶対に幸せに向かっている」という思い込みを持つことも、めちゃくちゃ大事だ。
自分の中で何が一番信じれるのか、思い込めるのか、それらを考えることも一つだし、自分から沸き起こる「なんとなくそう思う」という直感に気づき、その直感を大事にしてみるということも一つだ。
焦らなくても大丈夫。できることから始めていけばいいと思う。
長くなってきたので、続きは次回にします!(いつも読みにくい文章ゴメンナサイ!)
次回は私がマイナスな状況下で「プラスの思い込み」に自分を持っていけた体験談のお話から!(興味がある方は次回もお待ちしてますー)
今回も最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました!
「思い込み」をうまく使ってイージーモードな人生、楽しい人生にしていきましょう〜
コメント