悩むときってどんな時?
人は「現実」を受け入れられない時に悩む。
こんなはずじゃない。
あり得ない。
認めたくない。
自分のなかで「こうあってほしい」「こうあるべきだ」という思いがあると、そうじゃない出来事が起きたときに「こんなはずじゃなかった」と思い悩む。
現実に起こることすべてを受けいれることができたら、そもそも悩まない。
「そうかー。そうなったかー」ってなるだけ。
そして必要であれば、自分の考えを改めたり、できる事を考えてただ「行動」する。
でも、なかなか「行動」できない時。
「こんなはずじゃなかった」「どうして?」「悲しい」「苦しい」「つらい」
そんな思いがぐるぐる頭の中を回っているとき。
そこには、その事実を「認めたくない」自分がいるのだ。

そう、これはまさに私の話。(笑)
認めてしまえばいいのに、それがなかなかできない。それはなぜか?
小さいプライドが邪魔をしているんだろう。「できない自分」を認めてしまうとなんだか惨めだから。自信のない自分がひょっこり顔を出す。
シンプルに考えたら、できない自分をただ認めて、それなら次はどうしようか?と考えて行動に移せばいいだけなのに。
それができない。
「できない自分」を認めたくない。
認めたってなにも変わらないのにね。自分が消えてなくなるわけじゃない。私は生きている。できない自分を認める事がそんなに嫌なのか。それはなんで?なんでなんだ。
こうして書いていると、大したことないってわかる。本当に自分が消えるわけじゃないし、そもそも、そんなことで自分の存在が否定されるわけではない。
わかっているのに、同じ事をぐるぐる何度も繰り返して考えてしまう。
できない自分を認めたくない。ちっぽけな自分を認めたくない。
自分はこんなはずじゃないと思っているから、認めたくないんだな。
それって、ある意味自信過剰だな。自信がないんじゃなくて、変な自信があるから、そんなはずじゃないって思うんだろうな。「私はこんなはずじゃない」って。
でも、結果、そうなったんだから、「こんなはず」なんだけどね。
ただ、そう、認めればいいだけなのに。
エゴへの執着。昨日もブログで書いたばかりの「エゴ」だ。
なんにもわかってない。偉そうにブログで書いてても、実際はこんなもん。はぁ、自分のプライド、しょうもな。そんな思いがこみ上げてくる。
でも。
それも、やはり、事実だ。
そんな自分も事実。
良いことも悪いことも全部があっての私。陰陽。裏表。どちらもがある。そしてそれでいい。それがいい。
こういう時、改めて「紙に書く」という行動はいいなとおもった。
自分のなかから一旦出す。
全部吐き出す。おもっていること、全部。殴り書きになってもいい。勢いのまま、わーーーー!って書いていく。そうすると気持ちが落ち着いてきて、冷静に考える事ができる様になる。
「言霊」があるから、マイナスな事は言いたくない。だからこそ、紙に書く。紙にだったら、マイナスな感情、自分の心の叫びだって吐き出していい。とにかく、自分を縛らずに、思いのままに書く。
こうすると、本当に、そこにかいてあるダメダメな自分も、認めたくないかっこ悪い自分も、全部を受け入れる事ができる様になる。
頭のなかだけでそれをしていても、なんかダメなんだ。
紙に書いてあるからこそ意味がある。
自分の中から一旦外に出しているから、客観的に見れる。
全部吐き出しているから、モヤモヤしてない。
冷静に見つめると「そうなんだね」って思える。
そして、認める事が出来たら「じゃあ次はどうしようか」って思える。
行動に移せたら、もうその時点で前向きに進んでいるから、大丈夫になっている。
行動が変わると、結果も変わってくる。
つまづいたら、また紙に書いて…の作業を繰り返せばいいだけ。
人生はその繰り返しなんだ。行動できていること。それはとっても幸せなことだ。行動に移すまでが大変なんだ。
大変な時はとにかく「紙に書く」。
紙に書くって本当にいいなって改めて思ったというそんなお話でした。
今日も最後までお読みくださり本当にありがとうございました!
この後も素敵な時間をお過ごしください!
ではまた~



コメント