子供たちは悪くない!崩壊クラスの再生!大切なことは尊重、向き合う、信頼だ!

アドラー心理学
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おはようございます!

こんにちは!

こんばんは!

 

チョキママゆりの思考部屋へようこそ!

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか?(^-^)

 

 

今日は、子供たちは悪くない!崩壊クラスの再生!大切なことは尊重、向き合う、信頼だ!というテーマをもとにお話ししたいと思います!

 

崩壊クラスの再生といっても、

私が再生したわけではありません(笑)

 

私が普段仕事で担当させていただいているお客様からのお話の学びになります!

 

 

そのお客様は昔、

崩壊していたクラスを再生したことがあるんです。

 

お客様の話を聞いていて改めて、

悪いのは子供ではないということ。

そして大切なのは、

子供たち一人一人を尊重して、向き合って、信頼する(信じて任せる)ということなんだなと思いました。

 

この学びは、私にとっては子育ての学びになりますし、

我が子以外の子供たちに接する時でもとても大切な学びだと思っています!

 

ということでそんなお話をシェアさせていただきます!

 

少しでも参考になれば嬉しいです!

それではよろしくお願いします! 

 

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崩壊クラスを任されたお客様

お客様をここからは、A先生ということにします!

 

A先生はある日、

中学校のあるクラスを任されました。

 

そのクラスは、

なんと、

先生の話もろくに聞かない、

授業中は立ち歩くのが当たり前、

と言ったようなクラスとしてはもう崩壊状態にあるクラスを任されたそうです。

 

前任の先生は、

そのクラスの状態に心が病んでしまって、

やめられてしまったそうです。

 

A先生は、

任されたからにはやるしかないと思って、

とりあえず一生懸命、先生の仕事を遂行しようと思ったそうです。

 

でも、

他の先生たちから聞いていた通り、

生徒たちは授業が始まった3分後には立ち歩き、

話など一向に聞こうとしなかったそうです。

 

もうめちゃくちゃな状態。

 

授業なんかできそうもない感じでした。

 

だって先生の話をそもそも聞こうとしていないわけですからね。

 

A 先生は本当に困ったそうです。

 

なんとか気を取り直して頑張っても、

クラスの状況は変わらず、

本当に辛い日々だったそうです。

 

そのうちに、なんならもう怒りの感情が湧き出てきて、

「こんな学校やめてやる!」

というところまで来てしまったそうです。

 

でも、

その時A 先生は思ったそうです。

 

「視点を変えてみて、できることは何かないかな?」

 

 

私からすると、

精神的にも極限に参った状態で、

発想の転換が行えたことが本当にすごいなと思いました。

 

 

そして A 先生は、

次の日、

自分の授業で生徒たちにこういったそうです。

 

「今日の授業はやりません!だってやってもあなたたち話を聞かないし授業ができる状態じゃないでしょ?ここで提案があります!このクラスのルールをあなたたちが決めてくれないかな?」

 

 

つまり、

生徒たちに主導権を渡したということです。

 

 

授業を受けるには、

ちゃんと座って話を聞かなくてはいけない。

 

それをするためには、

どうしたらいいのか? 

 

どんなルールがあったら、

できそうなのか? 

 

先生が一方的にルールを決めるのではなくて、

生徒たちに決めてもらったんですよね。 

 

 

生徒たちも、

「授業を聞かなくてはいけない」

ということはわかっているんです。

 

 

分かっていながら、

何かしらいろんな理由があって、

今の状態になってしまったわけですよね。

 

 

この時に、

きっといろんなアプローチの方法があると思うのですが、

A 先生がとった行動は、

この時の生徒さんたちにはとてもよかったみたいです。

 

 

自分たちに主導権が渡されたと思った生徒さんたちは、

ノリノリでルールを決め始めたそうなんです。

 

その当時、

サッカーのワールドカップが流行していたので、

クラスのルールにもサッカーのルールが採用されたそうです。

 

注意されたらイエローカード。

 

イエローカードが2枚貯まったら…

と言った感じで、

サッカーのルールみたいに、

「自分たちが授業中に立ち歩いてしまったらペナルティ」

という感じでみんなが納得し、

さらには、

「最終的にレッドカード(サッカーだったら退場)をもらった時はどうする?」

という話になり、

そこでもまた生徒たちが中心となって、

いろんな意見を出し合い、

その中で学校のルールにも反しない範囲で(ここでは A 先生も助言し)、

レッドカードをもらった時のペナルティも決まったそうです。

 

 

そして、その後クラスはどうなったのか。

 

 

A 先生によると、

たった3ヶ月でそのクラスは立ち歩く生徒が1人もいなくなったそうです!

 

 

その3ヶ月の期間の間に、

特に最初の方は、

イエローカードをもらったり、

レッドカードをもらったりする生徒が多かったそうです。

 

だけど、

1日の終わりに、

生徒たち 自ら A 先生に、

「今日はイエローカード2枚でギリギリセーフやった!」

「今日は1枚ももらってない!」

などと、

報告をしてくれるようになったそうです。

 

 

そんなやり取りが続いて、

3ヶ月後、

クラスは崩壊クラスではなくなりました。

 

 

私はこの話を聞いて本当に感動しました! 

 

A先生が最後に言われていたのは、

「悪いのは子供たちじゃない。子供たちは一人一人みんな本当にいい子だった。」

とおっしゃられていました。

 

 

そしてその前任のやめられた先生に対しても、

「その先生に全てを丸投げして、他の先生は我関せずみたいな感じでフォローもせず、そういった周りの対応も悪かったんだと思う。あれは形は違うけどいじめと一緒だよ。」

と言っておられました。

 

 

確かに。

 

 

形は違えど、

いじめ。

 

 

大人の世界でもあるんですよね…(-_-;)

 

 

ただ A 先生はそんな状況でも、

一生懸命生徒たちと向き合って、

そのクラスの雰囲気をガラッと変えられたんですよね。

 

 

本当に本当にすごいなと思いました。。。

 

 

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悪いのは子供じゃない

本当にそうだと思います。

 

 

クラスで問題を起こすような子というのは、

それぞれみんないろんな悩みを抱えてたりすると思います。

 

もちろん問題を起こさなくても、

いろんな悩みを抱えている子もたくさんいますよね。

 

それぞれ一生懸命その子たちなりに、

自分を表現しているんですよね。

 

 

アドラー心理学でも学びましたが、

みんなそれぞれいろんなところでいろんな顔があって、

そのそれぞれの属している場所で、

自分のポジションを獲得したいと思っています。

 

 

みんながその属性の中で特別な存在になりたいという気持ちがあるんですよね。

 

 

つまり、

その場所の中での、

自分にとっての絶対的な居場所がほしいんですよね。

 

自分はここにいていいんだと、

心から思える安心できる場所。

 

 

学校という場の中で、

いかに自分のポジションを取るのか。

 

 

学校にいるのは、

生徒と先生です。

 

アドラー心理学では、

全ての行動には向けられている相手がいると言います。

 

 

つまりそのクラスであれば、

その立ち歩く行動は誰に向けられているのかと言ったら、

「先生」なんですよね。 

 

 

生徒たちではなく、

先生なんです。

 

 

生徒たちは一生懸命、

先生に体現してるんですよね。

 

それはたとえ、

一見、授業を拒否したり、

話を聞かなかったりと、

無視しているかのような行動であったとしても、

その行動を向けている相手は先生なんです。

 

 

じゃあ先生はどう受け止めたらいいのか?

 

 

その時に A 先生は主導権を生徒たちに渡すという方法で、

生徒たちとの心を通わせていきました。

 

 

単に主導権を渡すと言っても、

その行動の奥には A 先生のいろんな気持ちが隠れていると思います。

 

私が思うに、

「主導権を生徒に渡す」というような形だけを真似しても、

うまくいっていなかったのではないかなと思います。

 

 

そこには A 先生の、

生徒を信じて任せきる気持ちがあって、

信じ切ろうと思ったら、

そもそも一人一人を個として尊重していなければいけません。

 

そして、

立場は先生と生徒の上下関係ではなく、

横の関係性で向き合ったということが結果的に、

生徒の心をうごかしたのではないかなと思いました(^-^)

 

 

これは本当にその形だけ真似をしていても、

相手にはその気持ちが伝わりますので、

心からそう思っていないと意味がないだろうなと思います。

 

 

口だけでいくらいいことを言っていても、

態度でそうじゃなかったりしたら、

余計に信頼関係というのは崩れていきますからね(^^;)

 

偽りや嘘って、

特に子供は敏感に感じ取っていると思います(^^;)

(私も我が子と接する時に本当に気をつけないといけないなと思っています(^^;))

 

 

A 先生も最初はクラスを任された時に、

「問題のクラス」

「問題の子供たち」

と言ったような色メガネがかかっていたかもしれません。

 

そんな色メガネがかかった状態で話をしていても、

その気持ちが生徒に伝わってしまって、

いい関係は築けません(^^;)

 

 

途中で視点を転換させ、

色メガネを外したことで、

「問題のある子たち」から、

「クラスの(普通の)子供たち」という視点に変わったことで、

生徒たちが心を開いていくきっかけになったんだろうなぁと思いました!

 

 

「この先生は本気で向き合ってくれている、僕らを見ようとしてくれている、存在を認めてくれている」

 

そう思えるって、

本当に素晴らしいことですよね。

 

 

問題行動を起こさなくても、

そういうアピールをしなくても、

そのままの存在を認められているんだと思えたことで、

立ち歩く行動が収まっていったんだろうなと思いました!

 

今回のお話を聞いて、

ただ「いい話を聞いたな~!」

というだけではなくて、

いろんな学びがそこにはあるなと思いました! 

 

あくまで私なりの解釈になりますので、

本当のところは分かりませんが、

でもいろんなところに子供達と接する時のヒントが隠れているなと思います。

 

 

A 先生と生徒たちのクラスの空気感というのは、

そのメンバーでしか作り上げることができません。

 

 

なので、

その都度、そのメンバーによって、正解というのは変わってくると思います。

 

 

自分が属している空間の中で、

何がいいのか、どうして行けばいいのかというのは、

トライアンドエラーを繰り返しながら、

そしてその時自分の周りにいる人たち、

相手を観察しながら、

行動していくしかありません。

 

 

ただとにかく、

今回特に印象に残っているのは、

「子供達は誰一人として悪い子はいなかった」

というA先生の言葉です。  

 

 

この言葉って、

めちゃくちゃ奥深いですよね。

 

 

問題があるとか、

困った子たちとか、

意味づけを加えているのは周りの人間なんですよね。

 

 

どう意味付けするかで、

そのものに対しての見え方も変わってくるんですよね。

 

 

これがいいとか悪いとか、

正しいとか正しくないとか、

ジャッジをしてしまうから、

ややこしくなったりする事って多いなと思います。

 

 

物事を限られた狭い視点でとらえるのではなくて、

もう少し離れてたところ(広い視点・多面的)から見てみる事は大切ですよね。

 

私も子育てをしていて、

ついつい、

近視眼的にそこばっかり見てしまって判断してしまうことがあるのですが、

そこに囚われてしまうと、

肝心な目的が薄れてしまっていることってあります(^^;)

 

 

私はどんな子育てがしたいのか?

 

 

この目的を思い出すと、

「いや、そもそも今、私が悩むところはここではないよね。やることはたくさんある」

というようになります。

 

 

自分の本来の目的に沿った行動に視点を移すことができます。    

 

 

本当に子供は悪くないんですよね(^^;)

 

 

私も自分の目的、

こうなりたい!目指している子育てをイメージしながら、

日々行動に移していきたいなと思いました(^-^)

 

 

子供を信じて、

任せきる。

 

尊重する。

 

それらを大前提に向き合う。

 

今回も、

素晴らしい学びに感謝です!!! 

 

 

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました(^-^)

  

️✳︎おまけ4コマ✳︎ 

  

あなたの『今日』という日が最幸な1日になりますように!(^O^)

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