「環境を変える事」と「お金をもらった時の自分の潜在意識にある気持ち」

生きるための引き出し
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先日、昔から可愛がってもらっている元職場の先輩と話をした。

 

同じ職種でも、場所が変わると起こる出来事は全然違う。

同じ金魚でも、水槽が違うとそこで起こる出来事は全く違う。

 

改めてそう思った。

当たり前なんだけど不思議だ。

同じ魚(職種)なのにね。

 

「環境のせいにしてはいけない」という言葉をよく聞くけど、出来事自体が変わってくるのだから、少しは影響もあるよな、と思ったりもする。
もちろん、全ての出来事は自分が引き寄せているという考えを採用するならば、環境のせいにはできないけど。

 

人生のシナリオを自分で考えてきているのなら、その出来事も大切な人生パズルの一つのピースだ。 

 

そんなことも考えるんだけど、やっぱり、どこの水槽に身を置くのかというのは大事な気がする。もちろん色んな状況があるから簡単には無理だと思うけど、選択肢の一つに「水槽を変える」というのは普通にあってもいいよね、と思う。

 

それにしても、先輩の悩みは尽きない。

それだけいろんな事に挑戦しているという事だと思うし、真剣に物事とむきあっているからだとも思う。先輩の魂はすごいんだろうな。困難を克服して魂を磨いていくシナリオなんだろうな。

 

そんな事を考えた。

 

 

そして、このブログをかいている時に、とある出来事があって、私は心がザワザワしている(笑)

本当はこんな事を書く予定ではなかったけど、なんか面白いから書くことにしてみます(興味がなかったらスルーしてください~ちょっと長くなります~) 

 

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ちょっと前に私は車同士の事故を経験した。

私がパン屋の駐車場で停車していたら、おじいちゃんが乗った車が私の車の前の方をこすってしまったのだ。

 

こういう事ってあまり経験ないし、びっくりした。しかも、おじいちゃんは気づいてなかった。そのまま行きそうな雰囲気だったから「え?今当たったよね?車も少し揺れたし、どうしよう、一応車を降りて知らせたほうがいいよね?!」と思って、車を降りておじいちゃんの車に駆け寄った。

私の車をみたら、おじいちゃんの車の塗装がシューッとついていて、少しだけ傷ができていた。

 

その後はおじいちゃんが警察を呼んでくれて、後は保険屋に任せようとなって、解散した。

「念のため、住所かいた紙わたしとくわ、これワシの携帯やしなんかあったら電話してきて」と言われたので、私も住所と電話番号を書いて渡していた。

 

家に帰ってよくよく考えると、いや、住所とか電話番号とか書かんほうがよかったんかなとか、なんか心配になってきたけど、考えてもしょうがない。

人は焦ると判断が鈍るなと、痛感した。

 

保険屋から電話がかかってきて、100パーセント向こうが悪いとのことで、車を直した費用はこちらがお支払いしますとのことだったので、とりあえず良かったと思っていたんだけど…。

 

よくよく傷を見たらそんなにたいそうな傷ではないし、もともと車に対してそんな執着とかもないので、もういいかなと思えてきていた(笑)夫も同じ気持ちだった。

でも、ほっといたら、傷から錆が発生するかもしれないと夫が言っていたので、それだけは自分で何とかすればいいか―と思った。

 

保険を使うと、毎月支払う保険代も高くなるし、おじいちゃん自体もいい人っぽかったし、なんか、こんな傷で保険が上がるのもかわいそうやなと思ったので、保険屋さんに電話して、修理するのを辞退すると伝えた。

その電話の次の日のことだ。

 

 

 

気分よくブログをかいていたら、家のインターホンが鳴った。

でてみたら、そのおじいちゃんがたってた(笑)

「え?なんで家わかったんや!?」

 

「あぁそうか、住所かいた紙渡してしもてたわ!」

 

過去の自分を反省しつつw、外に出ると、おじいちゃんが封筒を渡してきた。

「すまんなぁ!保険のこと、取り下げてくれはったんやな!ほんまおおきに!これ、ほんま、気持ちなんやけど受け取ってくれへんか?」

 

私「いえいえ!!!!そんなつもりじゃなかったから受け取れません!傷も小さいしこれも車との思い出というか、歴史やと思ってます!」

おじいちゃん「歴史て(笑)いや、ほんま助かったんや!お礼の気持ちや!少しやけど受け取ってほしい!」

私「いえ!ほんまにいりません!(汗)大丈夫です!」

 

ってな具合で押し問答が続き、何回断ってもおじいちゃんが渡そうとしてくるので根負けして受け取った。

 

それで、この件はもう終わりって感じになったんやけど。

 

 

もらう気がなかったのに、もらうとなんか気持ち悪い(笑)わかります?この気持ち。

人って、相手から何かを受け取ると、何かを同じように返したくなるらしい。心理学の「返報性の法則」だ。

 

もーーー。

返したくても返せへんやんー。なんか気持ち悪ぅ。

でも、おじいちゃんは「助かった!ありがとう!」といってたから、そのまま受け取ってよかったんだよな。

 

そんな事をぐるぐる考えてる自分がいた。

 

 

そしてとりあえずブログの続きを書こうとしたのに、なんか、ザワザワしてて文章がうまいこと出てこない!www

めっちゃ動揺してるやん。わたし。

 

すごい不快やったんやけど「そうか、これを客観視してみよう」と思ったら、なんか面白くなってきた。

 

今回、私の身に,起こったこの「出来事」

 

「事実」だけを見るとこうだ。

 

事故にあったが相手の保険を使わないと選択したら、相手の人が「その気持ちが嬉しかった」と言ってお金をくれた。

 

この「事実」に対していろんな見方をしてみる。

 

「求めてなかったのにお金をもらえた。ラッキー」

「相手のためにと思ってしたのに、逆にお金をもらってしまった。申し訳ない」

「お金をもらうなんて想像してなかった!良いことがあると、次はなんか悪いことが起きそうで怖い」 

 

今はこんな例えしか思いつかなかったけど、この「事実」に対していろんな「解釈」があるとおもう。(人の数だけ解釈がある)

 

いい解釈で気持ちよく終わればそのままでよかったんだけど、なんか私はザワザワした。違和感というか、なんか引っ掛かっていた。つまりこれは、何かしら、「無意識の部分では思っていることがある」という事だ。

些細な事だけど、これもある意味チャンスだ。

 

もう少し、自分のなかに潜ってみる。

 

自分のなかにある違和感はなにか?

「恐れ?」「不安?」「怒り?」「戸惑い?」どんな感情が隠れている?

どんな思い込みが隠れている?

 

 

私が「これかな?」と思う物をリストアップしてみる。なんとなく思いつくもの全部だ。

 

「お金をもらうってなんか悪い気がする」

「貸しを作っちゃったみたいで嫌だな」

「(どんな些細な事でもいいから)徳を積もうと思ってしたことなのに、逆に返されてしまった。ううぅ…」

「予期せぬ収入。良いことが起こった後は悪いことが起きる気がする、怖い」

 

ってな感じででてきたよ~

そのままほって置いたら気づかなかった心の奥の気持ちたち。改めて見つめてみると、いらん「思い込み」があるやんって気づく。

(そして、こういった潜在意識に沁みついている考えこそ書き換えないと、いろんなところで無意識の自分の言動に繋がってしまう)

 

さて。

不必要な思い込みに気づいたらどうすればいいのか?

それは簡単だ。

「本当に?」ってもう一度問い直せばいい。

 

 

「お金をもらうってなんか悪い気がする」⇒本当に?⇒お金をもらう事自体が悪いことではない。純粋に相手が思った気持ちを物質に変えたものがお金。相手の気持ちならばありがたく受け取ることができる。

 

「貸しを作っちゃったみたいで嫌だな」⇒本当に?⇒そもそも私は、貸し借りとかで人間関係を考えたかったっけ?他人を信じていない気持ちがどこかにあるのかもしれない。メリットデメリットで人間関係を考えるのではなく、私がしたいことはそこを超えた愛のある人間関係作りだ。(←こういった思考があるんだと気づくことで、ではなぜ、そういう風に考えてしまっていたのか?とまた自分に潜ることができる。根本的に解決することができる)

 

「(どんな些細な事でもいいから)徳を積もうと思ってしたことなのに、逆に返されてしまった。ううぅ…」⇒本当に?⇒返されることがあったっていいじゃないか。プラマイゼロとか考える前に、そんな事を思う時点でまだまだやな、私。そんなことよりも、ただ淡々と徳を積む事をしていくのみだ、と自分の状態を客観的に見直すことができる。

 

「予期せぬ収入。良いことが起こった後は悪いことが起きる気がする、怖い」⇒本当に?⇒そんな事誰が決めたんや。根拠もないことやし。でも、今回の事がなくても人生っていろんなことが起きる。そして、その時は悪いことだと思えたとしても、それは自分にとって幸せな人生になるための伏線やったりする。さらに一番大事なのは、何が起ころうとも、良いとか悪いとかジャッジすることなく起こるべくしておこったんだと受け入れられる自分でいる事だ。

 

(なんか長くなって読みにくい。すいません)

 

そうか。そうだったのか。まだまだ色んな気持ちが湧いてくるんやな。

そして、自分の脳みそが勝手にそうやって「解釈」してたんやな。

 

事実ひとつに対して、よくもまぁ、こんだけいろんな気持ちを作ることができるよ…。捉え方は無限大だなー。でも、事実としてはただ「予期せぬお金をいただいた」という事だけだ。本当にこれだけ。

ここに「良い」も「悪い」もない。

でも、意識ではなくて、無意識の部分で何かしら反応が起こる。

それが本当に面白いなと思った。

 

実際、なんザワザワしてたわけだしねw

 

「恐怖」とか「不安」とか「心配」があったんだろうね。

もっともっと奥深くいくと、これは、今は自分では思わへんけど、仮説としてあげておくと、

「自分にそんな事が起こるなんてしんじられない」といった「自分が幸せになることを潜在意識では許してない」場合もあったりするからね。

 

 

だって自分に対して「良いこと」だと思える事を素直に喜べない時って、自分が幸せになることを許していないからこそ、拒否反応がでてくるみたいなことってあったりする。

人間の深層心理って奥深い。  

 

今回私はそこまでは思わなかったけど、そういう部分があるのかもしれないな、と思ったことはある。

 

あなたももし、そういう事に気づいたら、ぜひ、やってほしい。

「自分が幸せになることを許す」ことを。

 

自分に許可してほしい。ちゃんと、自分自身にそういった言葉をかけてほしい。 

 

心のなかで思ってもいいし、紙に書いてもいい。口に出してもいい。

 

毎日続けてると、それが自分の「普通」になって、潜在意識の書き換えが完了するから。

 

そうだな、私もやろうっと。なんか、やった方がいい気がしてきた(笑)

だから私はやりますよ。

私が幸せになる許可を自分でだしますよ。

 

 

いろんな事が自分に潜るきっかけになる。

おじいちゃんに感謝だ。

 

このお金は、今の車が調子悪くなった時の費用の足しにするために大事に置いておこう。もともとなかったお金。ぱーっとおいしいものに使うもの良いのかもしれないけど、おじいちゃんの大事な気持ちのこもったお金だしね。車のために大事に使うんだ。

 

という事で、長々と、今日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました!

この後も素敵な時間をお過ごしください。ではまた~

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