今日は喧嘩のお話。
「喧嘩」
できればしたくない。だってとっても疲れるんだもの。
そして、言いたくないことまで言ってしまったりして、後に後悔する。でもその時は、冷静になれないから、つい言っちゃう。頭に血がのぼっている時、自分の意識は感情と一体化してしまっているからだ。
私もよくある。
私は子供との喧嘩(笑)特に長男。
小5の長男は口が達者だ。(誰に似たんだ)
後で後悔するんだよなー、でも。言い過ぎたなって。
頭に血が上っている真っ最中に、冷静になれたらどんなにいいだろう。
今こうやって冷静になっていたら、「こうしたらいいのに」が普通にわかる。
でもその最中にいると分からないんだよなー。
感情に支配されて、自分を見失っている感じ。
そうそう先日、友人と話をした。内容は「夫婦喧嘩」
第三者の立場で冷静に話を聞いていたら、なるほどなるほど、よくわかる。
つまり、お互いが本当に言いたいことは「自分のことをわかってほしい」ということだ。(今回の場合は)
些細なことから喧嘩をして、言いたくないことまで言ってしまって、お互いの地雷を踏んで、喧嘩はヒートアップ。
もう後には戻れない。
怒りの感情が頭の中でいっぱいになる。沸騰しているお湯みたいにグツグツ煮えたぎっている。
話を聞いていると、お互いの怒りの感情がよく伝わってくる。
夫婦喧嘩ではないにしろ、私も子供と喧嘩するからよくわかる。自分の喧嘩じゃなくても、本当によくわかる。
でも。
怒っていても、怒っている内容そのものは本質ではないのだ。
その奥に、怒りの本質がある。

そう、一次感情だ。
怒りは二次感情。怒っていてもその奥に、怒りの原因となった本当の理由がある。
今回の場合は、お互いがお互いのことを「分かってほしい」という気持ちがあった。
「こんなに頑張ってたんだよ」っていう気持ち。
自分の頑張りを認めて欲しかった。
ただそれだけ。
でも、そこをうまく伝えられなくて、違う形となって、「怒り」となって現れた。
怒ってしまうと冷静になれないから、本当に伝えたい気持ちが伝わらない。
そして怒っていると冷静になれないから、自分でもその奥の感情に気づけなかったりする。表面的な怒りにフォーカスが当たり、「私はそこに怒っているんだ」と錯覚してしまう。
でも、本当は、寂しいとか、悲しいとか、分かってほしいとか、認めて欲しいとか、そういった気持ちが隠れているんだ。
「私も自分なりに一生懸命頑張っててさ、その頑張りを認めて欲しかったんだよね。そこが分かって欲しかったんだよね。」
言い方は色々あるけど、そんな感じで伝えることができたら、またちょっと流れは変わるんだろうなと思う。
でもそこがうまく伝えられずに、
「私の方が頑張ってるんだから!!!!」
ってな感じで、「どっちが偉い」「どっちがすごい」「どっちが頑張ってる」みたいに競争になってしまうともう負のループに入ってしまう。
人間関係って本当に、「言い方」ですごく変わる。
本質的には同じことを伝えているのに、「伝え方」で相手の受け取り方がすごく変わる。
伝え方。
これもまた難しいんだけどね。
相手のことをちゃんと理解して、どんな言い方をすればいいのか、どんな伝え方をすればいいのか、言葉の種類は?言葉のニュアンスは?
どんな言い方をされたら嬉しいのか?伝わるのか。
いろんなことを考えることができる。選択肢がたくさんあって迷う。
でもその「伝え方」のスキルを磨くと、自然と喧嘩は減るんだろうなと思う。
とまぁここまで言っておいてなんだけど、冷静な時に考えることは非常に簡単である。
私も冷静だと本当に「こうすればいいじゃん」って簡単に思えるんだけど、怒りの最中にいる時は難しい(笑)
そのタイミングで「怒りの本質はどこ?」「第一感情はなに?」「どうやって伝える?」ということが思い出せるかどうかが鍵なのだ。
そう、重要なのは「思い出す」ことだ!
まあ難しいんだけどね(笑)本当に。
人間だもの。
比較的コンディションがいい時に、そんなシチュエーションになったとしたら、「思い出す」余裕がある。
だけど、なんか疲れてたり、調子が悪かったり、忙しい日々が続いてたりすると、余裕がないもんだから「思い出す」ことが非常に難しい。だいたいそんな時って怒りの沸点も低かったりするしね。
でも今回友人と話をしていて自分自身も改めて勉強になった。
大切なことは、
「伝え方」「相手のなじみのある(スッと心にはいるような)言葉を使う」「怒りの本質」を思い出すことだ。
そしてそして。
これは私自身もできるだけ「思い出し」て実行したいと思っていること。
それは、
今回の場合で言うと、お互いどちらもが「自分のことをわかってほしい」という気持ちがあったので、その場合に、まず「相手を理解している(認める)」という「一言」を自分から先に発するということだ。
誰だってみんな自分のことをわかってほしい。認めてほしい。
相手に先に言ってほしい。
そう、みんな相手に先に言って欲しいのだ。
だからこそ、先に、自分から、相手に対してその言葉を発する。

「本当によく頑張ってくれてるよね、いつも本当にありがとう」
自分が真っ先に言ってほしい言葉を、本当は一番最初に言って欲しい言葉を、自分から言う。
これができたら最高だ。
まさに「ギブ!」
クレクレ星人。テイカーにはならないようにしたい。
私は夫婦喧嘩をすることはないんだけど、とにかく子供と喧嘩することはよくあるので(笑)、このギブ精神を忘れずにいたい。(今自分に言い聞かせてるよw)
言いたいことを言う前に、先に息子の「一番言ってほしい言葉」を言う。
この順番が大切なんだ。
まずはギブから。
ギバーになるぞ。
あ、そうそう。
今のこの「ギブ精神」って本当に大事だと思っていて。
スピリチュアル的に言うとこの世は鏡の世界。
鏡の世界の自分(鏡に映った自分)が笑っていたかったら、先に現実の自分が笑うこと(笑う事がなくても笑うというのがポイント)が大切というそんなルールがある。
つまり、愛が欲しかったら、先に愛を与える。まさにギブだ。
この法則が自分の中で腑に落ちてからは、できるだけその考えにのっとって行動を起こすようにしている。
先に「ありがとう」と伝える。
先に「愛する」。
そうしていると、本当に、不思議と、そのようなことが起こる。そしていつのまにか鏡の中の私は笑っているのだ。
これは自分でも経験していて本当だなと思うので、よかったら「何でも先手でやってやるぞい!」てな気分で過ごしてみてください。
ということで、学びや気づきをくれた友人に感謝です!
ありがたや~
今日も最後までお読みくださり本当にありがとうございました!
この後の時間も素敵な時間をお過ごしください!
ではまた~



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